背後が透けて見える「透明ディスプレー」! パナソニックが次世代テレビを2019年度にも商品化

 
棚の扉や引き戸に透明ディスプレーを組み込み、ネット情報や放送が見られる「次世代テレビ」の試作品(パナソニック提供)

 パナソニックが、画面の背後が透けて見える「透明ディスプレー」を採用した次世代テレビを2019年度にも国内で発売する方向で検討していることが19日、分かった。また、すでに欧州で販売している高画質の「有機EL」を採用したテレビも、来年度中に国内で発売する。20年の東京五輪開催に向けた特需などを見込み、新製品の投入を加速させる。

 次世代テレビは、画面が厚さ3ミリ程度のガラス状のパネルで、棚の扉や引き戸のガラス部分に取り付けることもできる。普段はインテリアのガラスのように見え、必要な時に画面に触れれば、テレビ映像やインターネットの情報が表示される。従来のテレビのように置く場所に気を使う必要がなく、棚などに取り付ければ設置する高さも自由に変えられる。

 試作品は、今月開催されたアジア最大級の国際IT(情報技術)展示会「CEATEC(シーテック)ジャパン」などで公開された。今後は製品化にむけて透明度を向上させ、市場動向を見極めつつ正式に販売を決める。住宅メーカーと連携した販売や、業務用にディスプレー単体での販売も視野に入れている。

 今年9月まで1年間の国内薄型テレビ販売台数で、パナソニックはシャープに次いで2位だった。

 今後は、フルハイビジョンの4倍の解像度「4K」に対応するテレビなどとともに、次世代テレビや有機ELテレビを投入し、19年度にも国内トップシェア獲得を目指す。

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