スペースデブリ除去で共同研究 JAXAとアストロスケール

 
アストロスケールが開発中の技術実証衛星「ELSAーd」の模型と、日本法人の伊藤美樹社長=東京都墨田区

 シンガポールの宇宙ベンチャー、アストロスケールは、宇宙航空研究開発機構(JAXA)と共同で、スペースデブリ(宇宙ゴミ)の除去技術の開発に取り組むことになり、共同研究契約を締結した。

 アストロスケールが2019年前半の打ち上げを目指して開発を進めているデブリ除去のための技術実証衛星「ELSA-d」の成果から、JAXAが研究しているデブリへの接近・捕獲技術の検証に必要な技術やノウハウを提供する。

 宇宙空間には、人工衛星の故障や爆発、衝突事故などで大きさが1センチを超えるスペースデブリが少なくとも75万個以上存在するといわれている。

 小型衛星の普及などで衛星同士の衝突事故などが増える可能性もありデブリ対策が求められている。

 アストロスケールは2013年にシンガポールで設立。15年に東京都墨田区に研究開発拠点を設け、今年3月には英国に現地法人を立ち上げている。