宇宙航空機VBのPDエアロスペース 新型エンジン開発拠点公開

 
新型エンジンについて説明するPDエアロスペースの緒川修治社長=愛知県碧南市

 宇宙航空機(スペースプレーン)の開発に取り組むベンチャー企業のPDエアロスペース(名古屋市緑区)は、今年2月に愛知県碧南市に開設した研究開発拠点を報道関係者に公開した。

 同拠点は、機械加工を手がけるサワテツ(愛知県碧南市)の工場3階にあり、無人機や新型エンジンの開発を行っている。

 PDエアロスペースが開発を進めている新型エンジンは、単一でジェット燃焼とロケット燃焼の切り替えが可能で、既存のジェット機と同じように滑走路を使って離着陸する宇宙航空機を目指す。

 この新型エンジンを開発中の機体に搭載することで、軽量化に加え、給油などが既存の空港にある設備を利用できるようになるため、宇宙への輸送コストを大幅に抑制できる。

 緒川修治社長は新型エンジンについて「宇宙旅行の実現には絶対に必要な技術で、ようやく最初の一歩を踏み出せた」と語った。

 PDエアロスペースは昨年12月、ANAホールディングやエイチ・アイ・エス(HIS)と業務資本提携し、2023年の宇宙旅行の事業化を目指している。

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