独仏の鉄道統合、基本合意 売上高2兆円、世界2位

 

 ドイツの鉄道車両大手シーメンスと、フランスの同業大手アルストムは26日、両社の鉄道事業を統合することで基本合意した。統合で売上高153億ユーロ(約2兆円)の世界2位の鉄道車両メーカーが誕生する。2018年末の統合完了を目指す。独仏連合で世界最大手の中国中車(中国)の追い上げを目指すが、統合が市場の競争環境をゆがめる恐れもあり、欧州連合(EU)など規制当局が承認するかどうかが注目となる。

 シーメンスの車両製造や信号の事業をアルストムに移す。シーメンスが新会社の株式の50%を保有する。新会社の最高経営責任者(CEO)はアルストム側が出す。統合による合理化などの相乗効果は年間4億7千万ユーロと見込んでいる。

 シーメンスとアルストムの牙城である欧州市場に攻勢をかける世界大手の日立製作所など日本勢の経営戦略にも影響を与えそうだ。

(共同)

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