大和証券、社員のがん治療支援

 

 大和証券グループ本社は27日、社員が仕事とがん治療を両立できるよう支援する制度を10月に導入すると発表した。治療をしながら業務を続けられる職場環境をつくるのが目的。全社的にがん患者への理解を深めたいとの狙いもあるという。

 1日1時間まで取得可能な「治療サポート時間」を新設。体調不良時の休憩や治療機器のメンテナンス、通常より多くの時間を使った食事に利用できる。外見の悩みを緩和するウィッグ(かつら)などの購入費を補助する。時間外労働の免除など勤務形態も柔軟にする。

 昨年成立した改正がん対策基本法は患者の就労継続に配慮するよう企業側に求めている。大手企業では伊藤忠商事などもがんの予防や治療の支援制度を始めている。