パナ、平成31年に蛍光灯照明器具の生産終了 LEDの生産増へ

 

 パナソニックは2日、オフィスや工場向けの蛍光灯を使った照明器具の国内生産を、平成31年3月末に終了すると発表した。省エネ性能が高く寿命の長い発光ダイオード(LED)ランプの普及を推進する政府方針に対応した。交換用の蛍光ランプの生産は継続する。

 家庭用の生産は28年3月末に終了した。東芝ライテックが今年3月に製造をやめており、国内大手メーカーが相次いで蛍光灯照明器具の市場から撤退することになる。

 パナソニックが蛍光灯の照明器具を生産している新潟、福井、兵庫3県の工場では、現在手掛けているLED照明器具の生産量を順次増やす方針。

 国内の照明器具市場では、LEDの販売シェアが28年度に約94%にまで拡大した。ただ蛍光灯は中小規模の事務所などを中心に根強く残っており、設置台数ベースでは約9割を占めている。

 経済産業省は今後13年後までに設置台数でのLEDの普及率を100%にする目標を掲げている。

 パナソニックの担当者は「耐用年数を超えて器具を使っている場合も多く、発火や発煙の原因となるため、LED照明への交換を加速させたい」と説明した。

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