蛍光灯照明器具 パナが生産終了

 

 パナソニックは2日、オフィスや工場向けの蛍光灯を使った照明器具の国内生産を、2019年3月末に終了すると発表した。省エネ性能が高く寿命の長い発光ダイオード(LED)ランプの普及を推進する政府方針に対応した。交換用の蛍光灯の生産は継続する。

 家庭用の生産は16年3月末に終了。東芝ライテックが今年3月に製造をやめており、国内大手が相次ぎ蛍光灯照明器具の市場から撤退することになる。

 パナソニックが蛍光灯の照明器具を生産している新潟、福井、兵庫3県の工場では、現在手掛けているLED照明器具の生産量を順次増やす方針。

 国内の照明器具市場では、LEDの販売シェアが16年度に約94%にまで拡大した。ただ蛍光灯は中小規模の事務所などを中心に根強く残っており、設置台数ベースでは約9割を占める。

 経済産業省は30年までに設置台数でのLEDの普及率を100%にする目標を掲げている。