日産、新車販売を再開 無資格検査問題、在庫3.4万台再点検

 

 日産自動車は3日、新車の無資格検査問題の発覚を受けて停止していた車両の販売を再開した。同社や販売店が在庫として持つ約3万4000台について再点検を行い、終了した車両から順次、販売する。

 2日に会見した日産の西川広人社長は、既に販売された121万台を対象にリコール(回収・無償修理)を行う方針を発表したほか、未販売の車両について「完成検査相当の点検をした上でお届けする」と話していた。予定通りに3日から販売を再開したが、同社の販売店では火曜を定休日としているところが多く、そうした店舗では4日以降に通常の営業に戻る見込み。

 石井啓一国土交通相は3日の閣議後の記者会見で「使用者に不安を与え、自動車型式指定制度の根幹を揺るがす行為。極めて遺憾だ」と批判。「同社を指導し、安全確保と再発防止の徹底について、厳正に対処していきたい」と述べた。日産は原因究明に向け、約1カ月かけて調査を行う方針を示している。

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