家のテレビで孫の動画・写真を 野村証券がシニア向け新サービス

 
「まごチャンネル」のサービスを説明する、チカクの梶原健司社長=3日、東京・大手町

 野村証券は3日、IT系ベンチャーのチカク(東京都渋谷区)と共同で、シニア層の顧客向け新サービス「まごチャンネル」を16日から開始すると発表した。新サービスは専用の機器とアプリを活用し、祖父母世代が家庭のテレビで離れて暮らす孫や子の動画や写真などを簡単に見ることができるもの。野村証券に対する信頼感や親近感を醸成するのが狙いで、来年3月まで全国7カ所の営業店で実施し、その成果を踏まえて地域やコンテンツの拡充を検討する。

 今回の新サービスは、実用化を前提にベンチャーからアイデアを募集したプログラム「VOYAGER(ボイジャー)」の企画の一つで、試験的に導入したところ「野村証券が、より身近に感じるようになった」「お客さまとの関係が深まった」など顧客とセールス側の双方から高い評価を得られたため、本格展開を決めた。

 サービスはまず鹿児島や広島、新潟などで実施。機器の購入費や通信費は野村証券が負担する。