スマホ向けゲーム大手がVR市場活性化 イベントや成長企業支援

 
昨年11月に開かれた「ジャパンVRサミット2」には約550人の関係者が来場=東京都中央区

 スマートフォン向けゲーム大手が、VR(仮想現実)市場活性化に向けた取り組みを加速している。「サミット」と称するイベントを開催して関係者の情報交換を進めたり、出資を通じてベンチャー企業の成長を支援。コンテンツ作成だけでなく、業界全体を盛り上げる取り組みを実施している。有望な他社との連携を強化し、VR市場が一気に広がったときに主導権を握る狙いがある。

 「ジャパンVRサミット(JVRS)」は、グリーと一般社団法人のVRコンソーシアムが運営している。これまで東京で2回、名古屋で1回開催し、合わせて1200人以上の関係者が来場。今月11~13日には「JVRS3」を東京ビッグサイト(東京都江東区)で開く。

 「プレイステーションVR」のSIE(ソニー・インタラクティブエンタテインメント)、「HTC VIVE」のHTC(台湾)、「ホロレンズ」の米マイクロソフトと、VRやMR(複合現実)の端末を提供する企業の担当者が登壇するほか、新コンテンツのデモも行う。

 JVRSの中山晋吾事務局長は「VRをどう活用するか悩んでいる経営者や開発責任者が判断材料にできるように、最先端の情報と、交流の場を提供している」と話している。

 一方、gumi(グミ)は、出資を通じてVR関連企業の成長を支援。2015年に設立した子会社「Tokyo VR Startups」は、事業化に必要な資金や環境を提供するなど、VR関連の製品やサービス開発を支援するプログラムを実施している。

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