「サラダチキン」用途広がる 健康志向、高タンパク低カロリー

 
伊藤ハムのサラダチキンシリーズ「ゆず胡椒」

 健康志向の高まりを受けて、高タンパク質で低カロリーの食材である鶏のむね肉を軟らかく加工した「サラダチキン」の新商品が相次いで登場している。サラダ以外の料理にも用途が広がり、食品メーカーなどは新しい味付けを加えたり、形状を食べやすくしたり工夫を凝らす。

 伊藤ハムは、サラダチキンのシリーズで5種類目となる「ゆず胡椒」を9月に発売した。2015年6月にシリーズの販売を始め、最近の売上高は昨年の約2.5倍に伸びており、担当者は「パスタやサンドイッチにも使われている。飽きられないように味付けを増やしている」と話す。

 日本ハムは包丁で切る手間が要らない切り落としタイプの商品を8月に発売し、丸大食品も今月に同タイプの商品を投入。種類を充実させる。

 フィットネスクラブ運営会社「RIZAP(ライザップ)」が監修した新商品を8月に発売したのはファミリーマート。運動中でも食べやすいスティック形で、担当者は「ダイエットに関心のある若い男女が購入している」と話す。

 サラダチキンはセブン&アイ・ホールディングスがプリマハムと組んで13年に発売した商品がきっかけで人気に火が付き、市場が拡大している。