7万人が日本酒に乾杯! 普及へ全国一斉イベント 「日本酒ダンス」も披露

 
「日本酒で乾杯デジタルフォトコンテスト」の大賞作品「きつねの嫁入り」

 日本酒造組合中央会(東京、篠原成行会長)は、「日本酒の日」の1日、日本酒の美味しさや乾杯の楽しさを味わってもらうイベント「全国一斉 日本酒で乾杯!」を開催した。今年は外国人を含む7万人超が国内外から参加し、お酒と日本酒に合う肴に舌鼓を打った。

 昔は10月から酒造りを始める酒蔵が多く、10月1日を酒造りの元旦として祝う風習もあったとされ、中央会では1978年から10月1日を「日本酒の日」と定めている。

 今年で3回目を迎えたイベントは、会場や各地の飲食店に加え、SNSを通じて、「だれでも参加できる」企画として回を追うごとに盛り上がりをみせている。今回はメーン会場の明治記念館(東京)をはじめとした国内39都道府県のイベント会場などに7万1921人が参加し、日本酒人気を裏付ける盛りあがりを見せた。

 明治記念館では、全国各地から65種類もの日本酒が一堂に会し、関係者と一般公募で集まった日本酒を愛してやまない若者ら約450人が一斉に乾杯。乾杯の音頭をとった「日本酒で乾杯推進会議」の石毛直道会長は「今後も日本文化と日本酒の魅力を発信していきたい」とアピールした。

 参加者は全国各地の郷土料理や日本酒に合う和・洋の料理とともに堪能。人気ダンスロックユニット「Q’uelle(キュール)」がこの日のために作られた「日本酒ダンス」を初披露。中央会マスコットキャラクターの「おちょこくん」と有志で集まった酒蔵の若いオーナーたちも日本酒ダンスに加わり、イベントに華を添えた。

 また、SNSを通じて1万1千人が日本酒で乾杯する様子を画像で投稿した。

 東京会場では、昨年度に投稿された「日本酒で乾杯デジタルフォトコンテスト」の入賞者も発表され、村上雅己さん(静岡県)の「きつねの嫁入り」が大賞に選ばれた。

 関係者らは、東京五輪の開催される2020年以降を見据え、「世界に誇るレガシー(遺産)としての日本酒の魅力と日本酒文化を広く国内外に伝えていきたい」としている。(SankeiBiz 柿内公輔)

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