任天堂、復刻版「スーファミ」発売 品薄懸念「来年も生産継続」

 
「ニンテンドークラシックミニスーパーファミコン」発売。店舗前にできた列=5日午前、大阪市北区

 任天堂は5日、家庭用ゲーム機「スーパーファミコン」を小型にして復刻させた「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン」を発売した。全国の家電量販店などで予約が殺到しており、品薄感からインターネットの通販サイトでは希望小売価格の8618円を大きく上回る価格がついているケースもある。

 この日はJR大阪駅前の「ヨドバシカメラマルチメディア梅田」でも販売を開始。予約なしで購入できる当日販売分があることを聞きつけた客約70人が、午前9時半の開店前から列をつくった。午前4時前から並んだという大阪市の西城敬佑さん(36)は「帰ってすぐやる。明日は仕事なので睡眠不足には気をつけたい」と話した。

 スーパーファミコンは1990年に発売された据え置き型ゲーム機で、累計約4910万台が売れたヒット商品。復刻版本体の大きさはスーパーファミコンの半分程度で、高さ4.05センチ、幅11センチ、奥行き13.3センチ。「スーパーマリオカート」や「ゼルダの伝説」といった21のゲームを内蔵しており、テレビにつないで遊ぶ。昔のゲームカセットは使えない。

 品薄の懸念に関し、任天堂の担当者は「今年だけでなく来年も販売状況を見ながら継続して生産出荷する」と説明している。