iPhoneX発売 10周年記念の高級モデル 「顔認証」に注目

 
アップル社の新製品iPhoneXが発売、早速購入したスマートフォンを手に喜ぶユーザーら=3日、東京都渋谷区(春名中撮影)

 米アップルは3日、新型スマートフォン「iPhoneX(アイフォーンテン)」を発売し、国内のアップル直営店にはXを求める客の長蛇の列ができた。アイフォーンシリーズの10周年記念モデルで、基本画面に戻るホームボタンを初めてなくしたほか、ロックを顔認証で解除される機能などの新機能を搭載。液晶画面を端末全体に配置するなどデザインも一新した。

 東京・表参道のアップルストア前には、約550人のファンが約200メートルの列を作った。10月27日の予約開始に間に合わなかったために28日夕方から友人と交代で並んだという、列の先頭の神奈川県在住の男子大学生(21)は「デザインが久しぶりのフルモデルチェンジなのが楽しみ。顔認証はマスクを着けても大丈夫かなと思う」と笑顔で話した。

 顔認証は、最初に端末を起動したときに、自分の顔をカメラで写しながら円を描くように動かすことで認識される。1度認識されれば、一瞬、顔を端末に向けただけでロックが解除されるようになる。

 ホームボタンがないことで最初は操作に違和感を覚える可能性もあるが、画面の下部にホームボタンの代わりになる左右に細長いバーが表示されており、バーを上にスワイプ(引き上げる)ことでホーム画面に移動できる。

 一方、高性能化により生産が遅れ、供給体制に不安があるとの指摘も出ている。「X」を扱う携帯大手各社でも、年末商戦の盛り上げ役と期待するが、品薄状態が続くことに対する懸念もある。

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