ソフトバンク系、米携帯2社の合併交渉継続 米紙報道

 
ソフトバンクグループの孫正義会長兼社長(ブルームバーグ)

 米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は2日、ソフトバンクグループ傘下の米携帯電話4位スプリントと、3位のTモバイルUSが、合併交渉を現在も続けていると報じた。関係者の話としている。ソフトバンクは10月、協議中止の方針を固めていた。

 数週間以内に合意する可能性があるという。Tモバイルが取締役会でスプリントに対する新たな提案を取りまとめ、1日にレジャー最高経営責任者(CEO)がスプリントのクラウレCEOに伝えた。スプリントは2日の取締役会で合併について議論したという。

 両社の合併をめぐっては、ソフトバンクとTモバイルの親会社ドイツ通信大手ドイツテレコムが、合併新会社の株式の過半数をドイツテレコム側が握る方向で協議を進めていた。ただソフトバンクは主導権を失うことを懸念していた。

 ソフトバンクは2013年、当時の為替レートで換算して約1兆8000億円でスプリントを買収した。

 Tモバイルも傘下に収めて合併させる構想だったが、米規制当局が業界の寡占化が進むことに難色を示し、交渉を中断。その後、企業寄りの姿勢を示すトランプ政権の誕生を受けて交渉を再開していた。(ニューヨーク 共同)

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