22年ぶり新型タクシーの生産を開始 トヨタ東富士工場 静岡

 
トヨタ自動車の新型タクシー「ジャパンタクシー」=1日午後、静岡県裾野市

 トヨタ自動車として22年ぶりの新型タクシーとなる「ジャパンタクシー」の生産がトヨタ自動車東日本の東富士工場(静岡県裾野市)で始まった。東富士工場では記念式典も開催され、白根武史社長が「世界からの観光客に利用してほしい」と新型車の普及に期待を込めた。

 ジャパンタクシーは10月23日の発売。電動スライドドアを備えたワゴン型で、訪日客の増加が見込まれる2020年の東京五輪・パラリンピックに向け、全国のタクシー会社に導入を促す。

 式典には工場の従業員ら約300人が参加した。開発を指揮したトヨタの粥川宏チーフエンジニアは、刷新したデザインで統一感を出して「日本の風景を変えたい」と語った。トヨタの豊田章男社長もビデオメッセージで「人の心を運ぶタクシーを一緒に造ろう」と激励した。

 東富士工場では平成7年から45万台以上のタクシー専用車を手掛けてきた。来年1月までに従来の車種の生産を終了し、新型車に絞る計画だ。

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