JDI 9月中間 特損計上 最終赤字680億円

 

 経営再建中の液晶パネル大手ジャパンディスプレイ(JDI)が8日発表した2017年9月中間連結決算は、最終損益が680億円の赤字(前年同期は167億円の赤字)だった。構造改革のため費用の一部138億円を特別損失として計上した。

 売上高は3738億円(前年同期比1%増)で、中国で競合他社の価格攻勢にさらされたことなどが響いた。営業損益は268億円の赤字(前年同期は21億円の赤字)だった。

 記者会見した大島隆宣・最高財務責任者(CFO)は業績見通しについて「18年度から黒字化したい」と述べた。また財務改善のため、パートナーシップを構築する対象として中国の企業を検討する構えだが、具体的な企業名には言及しなかった。

 JDIは12年に日立製作所と東芝、ソニーの液晶事業を統合して発足。だが市況の変化に対応が遅れ17年3月期まで3年連続で最終赤字に陥り構造改革が必須と判断。生産停止や3700人超の人員削減などを柱にした経営再建策を公表していた。

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