東電、AIで送電線点検 作業時間半減 来年度から運用へ

 

 東京電力パワーグリッド(PG)は9日、空中にかけた送電線の破損などを人工知能(AI)で自動診断・報告するシステムを開発すると発表した。山間部などの送電線の状態をヘリコプターから撮影した画像をみて確認する作業を、人間ではなくAIが行うことで必要時間を半減できるという。平成30年度の運用開始を目指す。

 システムは東電PGとAIシステムの構築を手がけるテクノスデータサイエンス・エンジニアリングが共同で開発する。

 東電PGは28年度に送電線約300キロを画像点検。作業時間は約1330時間に上った。新システムはAIによる問題の自動検出で時間を短縮するほか、見逃しなどを防ぎ正確性を上げる効果も期待できる。東電PGは人件費など数千万円の費用削減効果を見込み、地中送電線などへの活用も検討する。

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