タイの車購入時満足度調査 いすゞが3年連続首位 2位マツダ

 
日系自動車メーカーの販売店で顧客に説明するセールス担当者(中央)=首都バンコク(ブルームバーグ)

 タイの消費者は、新車を販売店で購入する際に、いすゞの顧客対応が最もよいと評価している-。そんな調査結果を、米市場調査会社J.D.パワーが示した。現地紙バンコク・ポストなどが報じた。

 同社は、各自動車メーカーの正規販売店での購入時における顧客の満足度を評価した「タイ・セールス満足度調査」を毎年発表している。「納車の手順」「店舗施設」「セールス担当者の対応」「契約・価格」など6項目について、購入者を対象に調査する。10月に発表された2017年版の同調査は、16年8月~17年4月に新車を購入した2458人を対象に行われた。

 その結果によると、いすゞは総合満足度1000点満点中832点で3年連続首位となった。2位はマツダの827点で、トヨタ(824点)、スズキ(823点)、仏シボレー(821点)と続いた。平均は822点だった。

 J.D.パワーのタイ担当者は、消費者が新車を購入する際に、条件のよい契約、値引き、景品を重要視していると分析した。調査対象者全体の48%が購入時に値引き交渉をしたと回答、昨年の同調査から8ポイント増加している。実際に値引きされたのは66%で、昨年から14ポイント増えた。値引き幅も昨年より拡大し、新車の平均販売価格低下につながったもようだ。

 また同担当者は、購入者の5人のうち4人が、購入までに訪れる販売店が1メーカーのみだったと指摘した。購入者のほとんどはあらかじめ購入を検討する自動車について情報を入手し、販売店を訪れる前に購入意思を決定しているとされる。そのため、メーカーや販売店は、正確で適切な情報をウェブサイトに掲載するなど、購入者の決定を促す情報提供が重要だとの見方を示した。

 新車を購入する際の情報入手先は、友人や家族からの口コミが68%、ウェブサイトが55%、セールス担当者が42%(複数回答)だった。(シンガポール支局)

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