紡績発祥の繊維5社9月中間 自動車用・IT好調 3社増収

 

 紡績発祥の繊維5社の2017年9月中間連結決算が9日、出そろった。事業多角化により自動車向けやIT関連が好調で、ダイワボウホールディングス(HD)など3社が前年同期比で増収を確保した。一方、東洋紡と日清紡ホールディングス(HD)は繊維事業の不振などで減収だった。

 売上高は、ダイワボウHDが10.4%増の3128億円。法人向けのパソコン販売が好調だった。クラボウは自動車のフィルター向け不織布などが堅調で0.8%増、食品包装用フィルムの販売が伸びたユニチカも0.8%増だった。日清紡HDは製紙事業を大王製紙に売却した影響で4.7%減の2328億円。東洋紡は医薬品の製造受託や繊維事業が振るわず2.0%減だった。

 最終利益は、事業売却に伴う特別利益を計上した日清紡HDが前年同期の約18.6倍の155億円となるなど、全社が増益だった。

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