平均1151万円 家計の保有金融資産 株高で前年比6・8%増

 

 金融広報中央委員会(事務局・日銀)は10日、平成29年の「家計の金融行動に関する世論調査」の結果を発表した。2人以上世帯が将来に備えて保有する預金や有価証券といった金融資産は平均で前年より73万円(6・8%)多い1151万円だった。昨年に比べて株価が上昇したことで評価額が増えた。

 同調査の金融資産には、日常的に出し入れする預貯金などは含まれない。金融資産を保有している世帯だけで見た平均保有額も前年比114万円増えて1729万円だった。前年と比較して「現金や流動性の高い預貯金から、長期運用型やリスク資産に振り向けた」とした世帯は13・7%で、過去最高となった。保有目的は「老後の生活資金」がトップで、「病気や不時の災害への備え」を5年連続で上回った。

 調査は6月16日~7月25日に全国の8000世帯を対象に実施。3771世帯(47・1%)が回答した。

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