神鋼会見・一問一答 不正の主な原因に川崎氏「チェック機能が本社になかった」

 
データ改ざんの原因結果を発表する神戸製鋼所の川崎博也会長兼社長=10日午後、東京都千代田区(宮川浩和撮影)

 神戸製鋼所が発表した調査結果と再発防止策に関する会見での主なやり取りは次の通り。

 --品質軽視の風土はいつ始まったのか

 川崎博也会長兼社長「各部門に品質と収益の責任を負わせ、権限を委譲する『事業部門制』を敷いてきた。その歴史に鑑みると『かなり以前から』ということになる」

 --不正の主な原因は

 同「権限委譲の過程で、組織の規律が事業部門の統制力に依存するようになり、部門ごとの違いから品質管理にばらつきが生じた上、そのチェック機能が本社になかった」

 --報告書には「顧客規格よりさらに厳しい社内規格を設けていた」とある

 山本浩司常務執行役員「当初は『社内規格を満たさないが、顧客基準は満たしている製品』で検査データを改竄した。それが(不正の)始まりになったのではと思う」

 --本社は事業部門に無関心だった

 勝川四志彦常務執行役員「無関心ではないが、収益評価に偏重していたと思う」

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