化学・合繊、5社が最高益 9月中間 化学品市況が好調

 

 化学・合繊大手6社の2017年9月中間連結決算が10日、出そろった。最終利益は三菱ケミカルホールディングス、住友化学、旭化成、三井化学、帝人の5社が中間期として過去最高を更新した。化学品の市況が好調で、各社の業績を押し上げた。

 三菱ケミカルは前年同期比26.9%増の1004億円。自動車などに使われるアクリル樹脂原料が市況高騰で高く売れた。石油化学品の価格上昇を受けて、住友化学は約3.6倍の685億円となった。医薬品事業も堅調で、売上高は17.1%増の1兆540億円だった。

 旭化成の最終利益は33.9%増の708億円。家電などに使われる樹脂原料の価格上昇が寄与した。繊維事業やリチウムイオン電池の材料なども好調だった。

 三井化学は37.5%増の381億円だった。石油化学品のほか、食品包装材も売り上げを伸ばした。

 帝人は36.6%増の291億円。自動車向けで高機能繊維の販売が増えた。

 一方、東レは11.0%減の475億円。環境対策費として特別損失を計上したことが響いた。

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