【底流】ソニー、任天堂 再び激突 看板ソフトで対決拍車 (1/3ページ)

2009.12.28 05:00

 ソニーの「プレイステーション3(PS3)」と任天堂の「Wii(ウィー)」の攻防が、看板ゲームソフトの“援軍”を受け激化している。PS3は「ファイナルファンタジー(FF)13」との連合でWii追撃態勢に入った。一時の勢いを失ったWiiも切り札の「スーパーマリオブラザーズ」で迎撃する構えだ。高性能化でゲーム機の開発期間が長くなる中、ソフトの役割が一段と高まっている。

 ≪FF13の猛威≫

 「PS3と一緒になって販売本数を伸ばしていきたい」

 今年一番の寒気が列島を覆った12月17日早朝。東京都内で行われたFF13の発売イベントで、スクウェア・エニックスの和田洋一社長は、上気した顔で意気込みを語った。

 FFは1987年の第1作発売以来、全世界で9200万本超を売り上げた怪物ソフトだ。新作は常に大ヒットが確約されており、毎回どのゲーム機向けに制作されるのか、注目を集めてきた。任天堂のゲーム機向けに発売されたこともあったが、最近は高精細な映像を重視するPSシリーズとタッグを組み、今回も相棒に選んだ。

 出足は前評判に違わず好調だ。初日だけで100万本を突破。国内でPS3を持っている人の4人に1人が購入したことになる。

 「既存のPS3保有者だけでなく、FF13を楽しむため、新たにPS3を購入してくれた人もかなりいるのでは」

 ソニー・コンピュータエンタテインメント関係者は、ゲーム機との相乗効果に期待を寄せる。

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