2010.1.15 18:40
卒業や入学シーズンを前に電機・精密機器メーカーがデジタルビデオカメラの春モデルを相次いで発売する。各社とも機能を絞り込んだ低価格タイプが多い。コンパクトデジカメや携帯電話など高画質の動画撮影ができる製品が増え、デジタルビデオカメラ市場は伸び悩んでいるが、各社とも安価モデルを投入し、従来のファミリー層にとどまらず、若年層や女性などを取り込みたい考えだ。
三洋電機は15日、ポケットにも収まるデジタルビデオカメラ「ザクティDMX-CS1」を2月19日に発売すると発表。142グラムと世界最小・最軽量で、厚さも27ミリと最薄サイズだ。
ソニーも携帯電話のようなサイズで、気軽にフルHD映像を撮影できる「ブロギー」2機種を2月5日に発売。内蔵のUSB端子をパソコンに差し込むだけで動画を転送できる。
両社とも、常に持ち歩いて撮影し、ブログなどに投稿できる機器にした点が特徴だ。また、キヤノンは10万円前後の「アイビス」シリーズに想定価格7万円前後の「HF R10」を追加。2月中旬に発売する。
各社の新製品で共通するのが、高倍率ズームでも手ぶれを押さえられる補正機能を充実させたことだ。パナソニックが2月20日に発売する「HDC-TM70」はセンサーを一新して高倍率ズームに対応。キヤノンの「アイビスHF M31」(想定価格10万円)も望遠撮影での手ぶれ防止機能を搭載した。 (那須慎一)