2010.1.21 05:00
次世代カメラシステムでインパクト
--2009年を振り返って
「カメラ事業については、早期に大幅減産し、他社が在庫で苦労している3月には生産を平準化するなど、構造改革を進めた。デジタルカメラは海外で売れたが、日本はひどい落ち込みで、価格競争に引きずり込まれている。ただ、世界市場全体をみると、映像事業は期待以上の健闘をした。一方で、想定通り厳しかったのは半導体露光装置だ。事業所の見直しなどの構造改革を進めた。古い工場を閉めて、最新鋭に対応する新工場や従業員のトレーニングセンターもあえて作り、教育も徹底した」
--カメラ事業の現状は
「テレビの値段の下がり具合などをみると、一般消費財に近いものは激しい落ち込みがあるだろうと覚悟していたが、対応できる範囲で乗り切ることができた。特に、中国で価格の高いカメラがよく売れた。中国は安いモノが売れるというのは昔の話で、国の景気施策が効いているのではないか」
--他社が新タイプのコンパクトでレンズ交換式の一眼カメラを投入してきた
「確かに、一眼カメラのシェアが上がり、一眼レフの老舗2社のシェアは落ちている。当社の一眼レフの売り上げを落とすことなく、その上のラインアップに加える形で、新しい『次世代カメラ』システムを投入したい。単に入力機器というのではなく、新しい楽しみ方を提案する予定で、タイミングよく進める。フィルムカメラからデジカメに切り替わったときのショックのようなインパクトのあることをやりたい」