ホンダも「フィット」など65万台をリコール方針

2010.1.30 01:53

 パワーウインドーのスイッチに漏電の恐れがあるとして、ホンダが海外で販売した主力小型車「フィット」(海外名ジャズ)など約64万6000台分のリコール(回収・無償修理)を行う方針を固めたことが29日、明らかになった。日本で販売した車は対象になっていない。回収は2月から始める予定だ。

 対象車はすべて回収して防水対策を施し、必要ならばスイッチの交換も行う。必要な費用はあらかじめ引き当てており、業績に直接の影響はないというが、イメージダウンからホンダ車の販売減につながる恐れもある。また、トヨタ自動車が大規模なリコールを発表したばかりで、日本車そのものへの信頼性も揺らぐ恐れが出てきた。

 対象となるのは、ホンダが三重県の鈴鹿工場などで平成14~20年にかけて製造し、米国、英国や南米、アジアなどへ輸出販売した「フィット」や「シティ」。運転席の窓のスイッチに水が入ると漏電し、煙が出る可能性があるという。これまで世界で約20件の漏電事例が報告されており、各国の当局にはすでにリコールの届け出を済ましている。

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