ホンダ、通期最終益見通し1100億円増 生産増強でアジア戦略加速 (1/2ページ)

2010.2.4 05:00

 ホンダは3日、2010年3月期連結業績見通しを上方修正したと発表した。売上高は当初予想比800億円増の8兆5300億円、本業のもうけを示す営業利益は同1300億円増の3200億円、最終利益は同1100億円増の2650億円。コスト削減効果や為替が円安傾向で推移していることなどが要因。

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 また、同日発表した09年4~12月期の連結業績は、売上高が前年同期比23.4%減の6兆2996億円、営業利益が同42.0%減の2676億円の減収減益だった。しかし、中国やインドなどでは販売が好調なことから、生産の増強など新興国市場をにらんだ戦略を加速させる。

 ホンダの見通しでは、10年3月期の世界全体の四輪車の販売台数は、前年比3%減の340万台。北米や欧州では大きく落ち込むが、アジアでは同20%増の95万台に伸びる見込みだ。

 アジア市場を牽引するのは、政府の購入支援策もあって09年に米国を抜いて世界一となった中国。ホンダも主力の「アコード」や新型「シティ」が好調で、09年の販売台数は前年比22%増の約57万台となった。近藤広一副社長は「10年も63万~64万台程度にまで伸ばしたい」との考えを示した。

 収益のアジア依存度も高まっており、合弁事業の利益などを示す4~12月期の持ち分法利益は、アジアが705億円。他の地域が赤字のため世界全体では693億円とアジアが他の地域を支えた格好だ。

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