リストラ進展 証券マン一転6%減

2010.2.4 05:00

 全国の証券会社の従業員数が2009年12月末時点で前年同期比6.0%減の9万3308人となり、03年以来6年ぶりに減少に転じたことが、日本証券業協会の調査で分かった。08年9月のリーマン・ショック以降、業績が悪化した証券各社はコスト削減策として人員整理、新規採用の抑制を続けており、全体の人数減につながったようだ。協会に加盟する全国307社を調査。従業員数は03年12月末の8万5027人を底に、04年以降は景気の回復に伴い、増加傾向が続いてきた。

 金融危機前の08年上期(1~6月)は新規採用者が1万1893人、退職者が7884人と採用が退職を4000人程度上回った。しかし、金融危機後の09年上期は新規採用1万1298人に対し、退職者が1万3011人へと逆転。退職者は統計のある02年以来、半期ベースで最多を記録した。

 その後も全体的に人員整理が続き、09年下期(7~12月)の新規採用は4199人、退職者は8378人。採用から退職を引いた人員はマイナス4179人で、02年以来最大のマイナス幅となった。

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