全日空 NY線ボーイング新造機就航 シート開発遅れ2カ月延期

2010.2.5 05:00

 全日本空輸は4日、今月20日に成田-米ニューヨーク線で予定していたボーイング777-300ER新造機の就航を、4月19日に延期すると発表した。プレミアムエコノミークラスのシートの開発が遅れたことによるもので、欧米線で展開するはずだった新サービスも延期する。

 予約のキャンセルが予想され、同社はシートの開発を担当する小糸製作所の子会社に、損害賠償を請求する方針だ。

 問題があったのは、小糸工業(横浜市)が開発したプレミアムエコノミーシート。1月末に強度に問題があることが分かり、デザインを改めることになった。暫定的に一つ下のクラスのシートに入れ替えて約2カ月遅れで就航させ、8月をめどに当初予定通りの機材を飛ばす。

 プライベート空間の確保にこだわったシートなどの新サービス「インスピレーション・オブ・ジャパン」の提供は遅らせる。成田-ニューヨーク線には5156人の予約が入っているが、「相当のキャンセルが予想される」(全日空)という。

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