【プロフェッショナル登場】「うふふガールズ」“仕掛け人”はイケてる?

2010.2.7 07:00

大丸心斎橋店ショップ運営部北館担当森上博章マネジャー

大丸心斎橋店ショップ運営部北館担当森上博章マネジャー【拡大】

  • 大丸心斎橋店ショップ運営部北館担当森上博章マネジャー

 昨年11月にオープンした大丸心斎橋店北館地下の若者向けカジュアルフロア「うふふガールズ」は、既存の百貨店にはない低価格なブランド群が人気を集める。

 うふふガールズの“仕掛け人”のひとりである大丸心斎橋店ショップ運営部北館担当マネジャーの森上博章さん(29)は、「ファッションなんだから、イケてない店にはお客さんも来ませんよ」と言い切る。

 百貨店に就職したのは、海外の高級ブランドから低価格なカジュアル衣料まで、何でも扱えるのが魅力だったからだ。だが、年齢の高い富裕層の得意客を抱える同店では、低価格なカジュアル商品売り場は難しかった。

 昨年9月に先輩社員ら3人と研究会を立ち上げた。ファッションビルや専門店など、若い女性に人気の売り場やPR戦略を踏まえ、心斎橋店のヤング売り場の改革を提案するためだ。

 例えば、宣伝ひとつとっても若い女性は既存のダイレクトメールや折り込みチラシには反応しない。ケータイやブログ、口コミなど対象世代に応じたアプローチが必要だ。仕事を終えたあとメンバーとミーティングを重ねた。

 旧・そごう心斎橋本店の買収が昨年2月に報じられたとき、「若者向けに売り場を変えるチャンスだ」と意気込んだ。新館プロジェクトの社内公募に、うふふガールズの原型となるA3用紙15枚の企画書を提出した。北館地下1階売り場のフロアマネジャーの内示が出たのは、提案から4カ月後の8月中旬だ。

 開業直前の10月、うふふガールズのCM試写に上司から「大丸心斎橋店北館が目立つようにすべきだ」とクレームがついた。即座に「それはイケてないですよ」と突っぱねた。「イケてる、イケてない、というのは非常に感覚的だけど、今の若者が何をおもしろいと感じるか、の判断基準でもある。時間を見つけては若い人と話をしている」と、今日もアンテナを磨く。(内田博文)

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