2010.2.9 16:24
トヨタ自動車は9日午後3時半から、ハイブリッド車(HV)新型「プリウス」のリコール(回収・無償修理)について、豊田章男社長が東京本社で記者会見した。5日、おひざ元の名古屋で緊急会見を開いた豊田社長。国土交通省にリコールを届け出て臨んだ今回の会見は、東京都文京区の東京ドームにほど近い東京本社の地下1階大会議室。豊田社長は詰めかけた100人以上のメディアを前に、改めて頭を下げた。冒頭10分弱に及んだ謝罪は、海外メディアの批判を受けて、英語でも行われた。豊田社長は、午後3時半きっかりに、安全対策担当の佐々木真一・副社長を従えて会見場に登場。紺色スーツに濃紺のネクタイ。厳しい表情を崩さず、正面を見据えて深々と頭を下げた。
豊田社長「さきほど、国土交通省にプリウス、プリウスのプラグインにハイブリッドのサイ、レクサスHS250の4車種について、制動装置のリコールを届け出た。ご愛用のお客さまにはお手数をおかけし大変申し訳ないが、販売店より間もなく連絡がいくのでお待ち頂きたい」
「多くの皆様にご迷惑とご心配をおかけし、この場をかりて改めておわび申し上げます。4車種は雪道などの滑りやすいところに低速でさしかかると、表現は難しいが、ほんの一瞬ブレーキが抜ける」
「お客さまの不安だという声を真(しん)摯(し)に受け止め、安心して乗っていただくことを最優先にリコールを決めた。全世界で40万台が対象となった。欧米をはじめ、その他の地域でも迅速に対応する。プリウス以外の3車種については、準備がととのうまで、販売を停止する。お客さまにご不安を与え、誠に申し訳ない」