2010.2.18 18:18
大和総研は18日、トヨタ自動車による大規模リコール(無料の回収・修理)で、トヨタを中心に国内の生産が30万台減少した場合、名目国内総生産(GDP)が0・12%押し下げられるとの試算を明らかにした。関連産業を合わせて4万9千人の雇用が失われる恐れがあると警告している。
日本車への不信でトヨタ以外にも影響が広がる懸念があり、30万台の減産を仮定し試算した。それによると、乗用車の平均単価を180万円に設定し、30万台の減産でGDPが直接的に714億円目減りするとはじき出した。さらに、自動車部品や電機、鉄鋼など関連産業では、計3103億円の生産が減少すると試算している。
また、雇用と所得の悪化で個人消費も落ち込み、総額では6092億円が失われるとし、「影響は大きい」と分析している。
リコール問題の影響じわり