JFEスチール ベトナム現地企業に初出資 建設・インフラ需要に商機 (1/2ページ)

2010.2.24 05:00

 JFEスチールは23日、ベトナムの鉄鋼メーカー、サンスチール・ジョイント・カンパニー(SUNSCO)に出資したと発表した。親会社である日本の鉄鋼メーカー、丸一鋼管からSUNSCO株の8%を取得した。ベトナムやその周辺地域は建設・インフラ関連の鋼材需要の大きな伸びが予想されており、商機を確実に取り込んで収益拡大につなげるのが狙いだ。

 JFEがベトナムの現地企業に出資するのは初めて。SUNSCOは1996年に台湾企業が設立し、2006年に丸一が資本参加した。JFE出資後の丸一の出資比率は64.29%となる。SUNSCOは建設向け鋼管を中心に、自動車用鋼板なども扱っており、鋼材の販売量は09年が約15万トン、10年が約20万トンの見込み。今年5月に、月産1万トンの設備、8月には同3000トンの設備をそれぞれ稼働させ、鋼管の生産能力を増強する。

 JFEはこれまでもSUNSCOに鋼材の原料となる鋼板を年間10万トン程度供給していたが、今回の出資を機に供給を拡大したい考えだ。

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