2010.2.26 05:00
三洋電機が既に販売している太陽電池と蓄電池を組み合わせたLED街路灯【拡大】
三洋電機は25日、小型軽量で蓄電能力の高いリチウムイオン電池と太陽電池を組み合わせた省エネ「ソーラーLED街路灯」を年内にも発売することを明らかにした。太陽光で発電した電気をリチウムイオン電池に蓄え、夜間に省エネ性に優れたLED(発光ダイオード)を点灯する仕組み。これまでの省エネタイプの街路灯は蓄電池に鉛電池を使うのが一般的だった。リチウムイオン電池を搭載するタイプの製品化は三洋が初めて。蓄電池を小型化し、用途に応じて高さや大きさを柔軟に変えられるのを武器に、自治体や企業などの需要を取り込む。
リチウムイオン電池は、鉛電池と同じ重量で約3倍の電気を蓄えることができる。電池の価格は鉛電池と比べ7倍程度高いため、照明灯の価格も上昇するとみられる。三洋はリチウムイオン電池が環境面で優れており、引き合いも強いことから、搭載を決めた。注文を受けてから作る「受注生産方式」をとる。LED光源も自社グループ内で調達し製品の内製化を進めて価格を抑える方針。発売日や価格などの詳細は今後詰める。
同製品は街路灯以外にも、工場の入り口などに設置するポール型の自社ロゴ看板にも応用できるため、企業にも導入を働きかける考え。これに合わせて今春以降、営業部隊の「国内CRM本部」と企画立案を行う「マーケティング本部」の人員をそれぞれ数十人程度増強し、提案活動を強化する計画だ。
街路灯のせいで大問題?