人・街・暮らしの価値をともに創る 大和ハウス工業・樋口武男会長兼CEOに聞く (1/5ページ)

2010.3.2 05:00

 「人・街・暮らしの価値共創グループ」を旗印に掲げる大和ハウス工業。温暖化防止や資源循環は今、経営の大きな柱として位置づけられている。環境に配慮した住宅提供に力を注ぐ一方で、昨年4月には環境エネルギー事業部を立ち上げて白色LED(発光ダイオード)照明システム市場にも参入した。活発化する環境経営への取り組みを樋口武男会長兼CEO(最高経営責任者)に聞いた。

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 ■環境配慮した住宅提供に注力

 --新設の住宅着工戸数が落ち込んでいる

 「2009年度は年間80万戸を下回り77万~78万戸まで落ち込むのではないか。ただ、10年度は上向く。米サブプライムローン問題に端を発した市場低迷も3年以上は続かない。今年の八白土星、庚寅の年回りも悪くない。住宅は内需振興の柱。住宅取得時の贈与税非課税枠が1500万円に拡大されたこともあり、今年の秋口から需要は上向き85万戸まで回復するとみている」

 --政府は20年に1990年比で二酸化炭素(CO2)排出量の25%削減を掲げた。企業経営に与える影響は

 「07年における世界の排出量は290億トン。日本はわずか12億トンにすぎない。排出量は経済成長に比例するから今後、中国やインドのほか開発途上国で増える。温暖化は異常気象や一部生物の絶滅の原因にもなるため、世界的に排出量削減に取り組むのは当たり前のこと。日本はCO2削減で世界をリードするようになるべきだ」

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