2010.3.8 20:35
大阪府は府内に設置する17基の電気自動車(EV)向け充電スタンドの利用を携帯電話で予約できるシステムの実証実験を、全国に先駆けて3月中旬ごろから始める。実験の結果を踏まえ、6月にも本格運用に乗り出す。
EVは環境性に優れているが、充電に時間がかかり、スタンドに別の利用者がいると、30分ほど待たされるのが難点。予約システムの導入で、大阪人の「いらち」(関西弁でせっかちの意味)にも対処する。
府は3月末までに、急速充電スタンド15基、普通充電スタンド2基を設置する。実証実験は日本ユニシスに委託し、EVを導入している関西電力、田辺三菱製薬、ローソンの3社と府が参加。利用者は携帯電話で近くのスタンドの利用状況を検索し、空いていなかった場合、都合の良い時間に予約を入れる。
利用者は約2カ月間、無料で利用できる。携帯電話はNTTドコモ、ソフトバンク、auに対応する。実験の結果を踏まえ、不満な点を改良し、6月の本格運用を目指す。
橋下徹知事は「大阪を新エネルギー都市ナンバーワンに!」と宣言。平成22年度当初予算案では、EVの普及・開発支援を軸にした新エネルギー産業振興として、総額1億7800万円(新規)を盛り込んだ。