2010.3.9 05:00
個人投資家に「いい会社を増やしましょう」と呼びかける独立系の投資信託運用会社が立ち上がった。
投信「結い2101」の募集を始めた鎌倉投信(神奈川県鎌倉市)だ。「人・共生・匠」をキーワードに、本業で社会の持続的発展に貢献できる企業に投資する。鎌田恭幸社長は「社員のモチベーション、地元社会への貢献、匠の技術・独自のサービスを切り口に、本当の“いい会社”を選び応援する」と投資哲学を披露する。
当初募集期間は25日までで、29日から設定運用と追加募集を始める。販売は長期投資を志向する個人投資家を対象に販売会社を通さない直接販売に特化。このため販売手数料はかからず信託報酬は年率1.05%に抑えた。
投資対象は約20銘柄でスタートし、最終的には100銘柄まで増やす。銘柄選びは上場企業、非上場企業のなかから、顧客・消費者、社員とその家族、取引先、地域、自然・環境、株主などを大切にする企業を見つけて訪問。経営理念の社員ヘの浸透度や地元での評価などを聞き出し、いわば“皮膚感覚”で本当に必要とされる会社かどうかを見極める。
同社が定義する“いい会社”とは、人材を生かせる会社、循環型社会を創造する会社、日本の匠の技術・感動的なサービスを提供する会社だ。