【採用担当者のホンネ】東京海上日動火災保険 気づくこと・考えることが重要 (1/2ページ)

2010.3.10 05:00

「自分本来の姿を見せてほしい」と上原さん

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 ■人事・採用グループ課長 上原淳さん

 「採用担当者の使命として、社会に出ていく学生に正しいことを教えていきたい」

 損害保険最大手の東京海上日動火災保険の上原淳人事・採用グループ課長は、セミナーや面接などの採用活動を通して社会人としての育成にも熱い心を燃やしている。景気低迷で採用数を絞る企業が出るなど学生にとっては厳しい時代を乗り切るためにも、同社は採用活動で「“気づける”チャンスを学生に提供したい」と語る。

 “気づける”とは、同社が面接で最も重視するポイント。物事の変化を発見し、その事象について考えることだ。簡単な例では、知り合いの髪形の変化や、いつも歩く街に新しい店ができたことなど、ちょっとしたことに気づけるかどうか。セミナーや面接の間でも、変化を発見し気づくことが大切だ。

 面接官の顔色が変わったとき、どう気づいて対応できるか。採用試験の合否にかかわらず、学生にとっては社会人としての一歩を踏み出すための貴重な体験となる。

 東京海上は製造ラインによってサービスが生産されるわけではない。顧客と話しながら、最善の解決策を発想できる人材を求めており、面接でもそうした力が問われる。

 学生へのアドバイスとして上原さんは「とにかく大学のOB、OG訪問をしてほしい」と呼びかけている。学生にとって企業情報を自ら取りにいける貴重な機会とみているからだ。また、訪問を通して、OBに電話をかける時間帯など、社会人としての対応を自ら考える勉強の場になるとも考えている。

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