ブレーキ優先、7社導入 マツダなど大手が検討 (1/2ページ)

2010.3.12 05:00

米国でのアクセルペダルのリコール問題で売れ残ったトヨタ車。ブレーキ優先システムが導入されていれば防げたかもしれない=2月、マサチューセッツ州(ブルームバーグ)

米国でのアクセルペダルのリコール問題で売れ残ったトヨタ車。ブレーキ優先システムが導入されていれば防げたかもしれない=2月、マサチューセッツ州(ブルームバーグ)【拡大】

 アクセルペダルとブレーキを同時に踏んだ際にブレーキを優先する「ブレーキ・オーバーライド・システム」を、国内の自動車大手7社が導入を検討していることが11日、分かった。米国でトヨタ自動車の車の急加速問題や、欧州市場で同システムの普及が進んでいることもあり、日本メーカーも同システムの搭載に乗り出す。

 ◆「リコール防げた」

 トヨタ車をめぐる米国での一連のリコール(回収・無償修理)問題は、アクセルペダルにフロアマットが引っかかり戻らなくなることや、結露などでペダルの戻りが悪くなることが原因だ。さらにトヨタ車が「予期せぬ加速」で暴走する事例が米議会などで指摘された。「同システムを導入していれば、事故を防げた」(関係者)という。

 トヨタは2月中旬、世界で販売するすべての車種で順次投入することを発表。佐々木真一副社長は「われわれの調査能力で、予期せぬ加速をすべて説明できないから」と導入を決めた理由を説明、顧客の不安解消に全力を挙げる姿勢を示した。

 国内メーカーでは、マツダが今後販売する新型車にすべて搭載するほか、すでに販売した車両にも対応できるか検討している。ホンダ、スズキ、三菱自動車、ダイハツ工業、富士重工業も導入する方向で検討している。

関連ニュース

注目サイト