2010.3.17 05:00
都内のマンション工事現場。消費者のマンション購入価格は下がり続けている=昨年12月(ブルームバーグ)【拡大】
リクルートが16日発表した2009年首都圏新築マンション契約者動向調査によると、昨年の新築マンション平均購入価格は3941万円で、3年連続で下落した。購入者の半数近くは33歳以下で、売り出しから時間がたった物件を買ったり、新築物件にこだわらない人が目立つ。消費に慎重な「ポスト団塊ジュニア世代」が、買い時を狙って物件を物色している姿が浮き彫りになった。
調査によると、09年の平均購入価格は3941万円と3年連続で下落。四半期別では1~3月期が3875万円と最低だった。購入者の年齢別では1976年以降に生まれた「ポスト団塊ジュニア世代」が47%を占め、若年層の割合が急速に増している。
購入物件の所在地別では、東京23区が前年より9ポイント多い34%と最多だった。都心の土地価格が高かった08年までは、新築マンションは郊外に建てられることが多かったのに対し、土地価格に割安感が出た09年は、都心に出る割合が増えたとみられる。