2010.3.19 05:00
ホンダは18日、大型バイクの新製品「VT750S」(750cc)を発表した。30日に全国で発売する。価格は74万9700円で、90万円を超えるものが中心の大型バイクとしては、低く抑えたのが特徴だ。
低い価格設定は、大型二輪免許(400cc超)を取ったばかりで、初めて大型バイクの購入を検討する顧客の取り込みが狙い。従来、初心者は100万円近い新車を避けて中古を選ぶケースが多かったが、「新たな選択肢として(低価格バイクを)提供する」(ホンダ)という。
大型が初めてでも運転しやすいように、座席の高さを低めの75センチにし、車体の取り回しを楽にした。エンジンは水冷・4ストロークV型2気筒で、電子制御燃料噴射装置を採用して燃費性能を高め、「上質な走り」(ホンダ)を実現したという。
国内の年間販売目標は600台で今後、米欧でも投入する予定だ。二輪車の戦略で、ホンダは販売台数の9割を占める新興国に軸足を移しているが、先進国でも価格戦略で拡販を目指す。