大手銀 取引先の商品開発支援 女性・環境…資金需要を開拓 (1/2ページ)

2010.3.20 05:00

りそな銀行が主催した女性モニターによる商品お試し会。大手各行は取引先企業の支援に力を入れている=18日、東京・大手町

りそな銀行が主催した女性モニターによる商品お試し会。大手各行は取引先企業の支援に力を入れている=18日、東京・大手町【拡大】

 大手銀行が取引先企業の本業支援に力を入れている。金融危機の影響は一段落したものの、長引く景気停滞とデフレで多くの取引先企業は依然、設備投資を控えており、資金需要は細るばかり。「顧客企業の回復なくして裏方の銀行の復活もない」と、りそな銀行は取引先企業の商品を東京・丸の内で働く女性モニターに紹介するイベントを展開した。

 「うちのお得意さまは、40代以降が中心。こうした若い世代の率直な感想が聞ける貴重な機会はありがたい」

 りそな銀行が東京・大手町の本社ビル内で18日夜に開いた商品展示会には、1927(昭和2)年創業の洋菓子製造販売「泉屋東京店」も参加。同店の担当者は、りそなの新サービスに満足顔でこう話した。

 この展示会には、りそなの取引先の食品や化粧品、電化製品など17社が参加。トレンドに敏感な女性の意見を企業が直接聞く場を設けようと、一般公募で女性約100人を集めた。商品を試した女性にアンケートを実施し、開発に生かしてもらう試みだ。

 会場を訪れた、りそなホールディングスの細谷英二会長は「銀行過多の中、独自の本業支援で選ばれる銀行になる必要がある」と狙いを話す。今回は、東京と大阪で18~19日の日程で開催したが、今後も回数を重ねていく方針だ。

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