「昔の名前」の威力健在 往年の人気商品が相次ぎ復活 (1/2ページ)

2010.5.29 17:41

資生堂の制汗剤「シーブリーズデオ&ウォーター」はカラフルな容器が女子高生に支持されている=東京都港区(撮影・中村智隆)

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 「シーブリーズ」「角瓶」「仁丹」…。消費者になじみ深い往年の人気商品ブランドが復活を遂げている。マンネリ化もあって一時は売れ行きが伸び悩んでいたが、“昔の名前”の威力は健在だ。大胆な販売戦略の見直しを契機に新たな客層を掘り起こしたり、かつての顧客を取り戻して息を吹き返している。

 資生堂は平成19年、制汗剤「シーブリーズ デオ&ウォーター」のターゲットを海に行く若い男性から女子高生に切り替え、白いシンプルな容器をカラフルなものに刷新した。今年は3月に香りを2種類増やして8種類としたほか、修学旅行の宿泊先に加え、予備校とカラオケ店でも試供品の無料配布を始めた。

 明治35(1902)年に米国で生まれ、国内では昭和44年に発売された「シーブリーズ」は“サーファー御用達”として愛用されたが、レジャーの多様化で海に出かける男性が減り、刷新前には人気に陰りが出ていた。それが路線転換の結果、21年度の売り上げは刷新前の18年度の4倍以上に増加。平成12年から国内とアジアの販売権を持つ資生堂は「女子高生文化の影響が大きい台湾や韓国でも販売を検討したい」と意気盛んで、今期も前期比20%以上の売り上げ増を狙う。

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