魅力創出 次世代店が続々 ファストフード、健康など前面 (1/2ページ)

2010.7.5 05:00

日本ケンタッキー・フライド・チキン(KFC)の次世代1号店「渋谷公園通り店」の2階飲食スペース。渋谷の若者を意識し店舗の壁紙をポップなデザインとした=4日、東京都渋谷区

日本ケンタッキー・フライド・チキン(KFC)の次世代1号店「渋谷公園通り店」の2階飲食スペース。渋谷の若者を意識し店舗の壁紙をポップなデザインとした=4日、東京都渋谷区【拡大】

 ファストフード各社の間で、従来のイメージとは一線を画した「次世代店舗」の出店攻勢が相次いでいる。日本ケンタッキー・フライド・チキン(KFC)は4日、新メニューを用意した次世代店を既存店の改装を含めて、今後3年間で100店を出店する方針を示した。日本サブウェイ(東京都港区)も6日、東京都内に野菜工場を併設した新型店をオープンする。少子高齢化の進展など市場環境が厳しくなる中、各社は「健康志向」など新たな魅力を打ち出し、客単価向上など打開策を狙う。

 日本KFCは9日、東京・渋谷に次世代型1号店「渋谷公園通り店」をグランドオープンする。テーマは「チキン新体験」。パン生地や野菜、チーズでチキンを挟んだ「ブレイザー」(税込420円)など、健康的で女性を意識した新メニューを揃えた。

 同店で4日会見した日本KFCの渡辺正夫社長は「4日で創業40周年を迎えた。次の50周年に向け新たな価値を生み出す」と次世代店の意義を強調した。

 次世代店では経営上の弱点の克服も図る。同社は持ち帰り客が多いが、店内利用客も増やし「店の回転率を上げ、売り上げ拡大を狙う」(渡辺社長)と客単価の向上に期待を寄せる。

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