【就活学生、必見!】(13)80カ国で事業展開 計量機器のトップ企業「イシダ」 (1/3ページ)

2010.7.18 07:00

  • イシダの石田隆英社長

 計量機器トップメーカーのイシダは、5月19日開催の株主総会で石田隆一社長が会長に就き、後任社長に石田隆英副社長を昇格させる人事を決め、同日付で新体制に移行した。

 「3年前に内示を受け、準備に十分時間をもらった」と語る石田隆英新社長。今後の経営方針について「事業領域のさらなる拡大と海外展開の積極化に力を注ぎたい」と述べ、なかでも海外展開では「アジアを重点対象とする」考えを示した。

 石田隆一会長の社長在任期間は42年5カ月に及んだ。経営理念に「三方良し」の精神を掲げ、あるべき企業の姿として、世界の人々に喜ばれ、世の中に必要とされる『世の適社・適者』を目指した。

 この考えに基づき、事業では独自の組み合わせ計算技術を使った世界初のコンピュータースケールなど先進の計量器を核に包装、検査、表示などの分野へと領域を拡大。いまや計量器の国内トップブランドとして世界80カ国以上で事業を展開している。

 後継を託された隆英氏は「会長もよく言葉にする“不易流行”の精神に基づき、内示を受けて以来3年間、変えてはならないもの、変えるべきものは何かを考えた」と語る。

 それが就任後、打ち出した『ISHIDA Mind』だ。「その中心となる『三方良し』の経営理念は、創業以来117年にわたって脈々と受け継がれてきた哲学で、今後も揺らぐことなく継承し、『世の適社』として顧客第一を念頭に社会に役立つ企業を目指す」という。

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