2010.7.22 09:48
牛丼チェーン「すき家」を展開するゼンショーは22日、期間限定で、牛丼の並盛を通常の280円から業界最安値の250円に値下げすると発表した。今月27日から2週間、「夏の感謝祭」と題した値下げキャンペーンを実施する。
「吉野家」を展開する吉野家ホールディングスや、「松屋」の松屋フーズの競合2社も、同時期に牛丼の値下げキャンペーンを実施する方針。牛丼最大手「すき家」のゼンショーが対抗手段を取る形で、大手3社による「牛丼」激安戦争が再燃した形だ。
「すき家」が実施する今回の値下げは、27日午前9時から8月10日午前9時までの2週間、牛丼類全品を通常価格の30円引きで販売する。同社の並盛の値下げ価格250円は、「松屋」と同じ業界最安値での販売となる。
このほか、牛丼のミニが230円から200円に、大盛が380円から350円にそれぞれ値下げされる。
対象店舗は「すき家」全1473店。同社は今年4月、6月にそれぞれ牛丼の期間限定値下げを実施したが、150店限定で行っていた。今回の値下げは全店規模で行う予定で、これだけ大規模な値下げキャンペーンは初めてとしている。
一方、吉野家は28日から8月3日の間、「牛丼」など9つのメニューを通常価格から110円引きにする。牛丼の並盛は380円から270円に、大盛は480円から370円にそれぞれ値下げする。
また、松屋も29日から8月5日まで「牛めし」並盛を320円から250円に、大盛420円を350円にそれぞれ値下げする方針。
今年に入り、牛丼大手3社が期間限定の「牛丼」値下げを仕掛け、激安戦争の様相を呈している。値下げ戦略で、「すき家」や「松屋」は売り上げを伸ばしているが、老舗の「吉野家」は苦戦している。