3年後の海外売上、倍の100億円に 雪印メグミルク

2010.7.23 13:52

プリンなどのデザート類の新商品には、雪印乳業と日本ミルクコミュニティ両社の経営統合によるシナジー効果を生かした商品に力を入れる=23日、東京都新宿区のリーガロイヤルホテル東京(西川博明撮影)

プリンなどのデザート類の新商品には、雪印乳業と日本ミルクコミュニティ両社の経営統合によるシナジー効果を生かした商品に力を入れる=23日、東京都新宿区のリーガロイヤルホテル東京(西川博明撮影)【拡大】

  • 雪印メグミルクの秋の新商品発表会。雪印乳業は9月以降、マーガリン「ネオソフト」をリニューアルする=23日、東京都新宿区のリーガロイヤルホテル東京(西川博明撮影)
  • 日本ミルクコミュニティの牛乳「メグミルク」は売れ行きが好調という=23日、東京都新宿区のリーガロイヤルホテル東京(西川博明撮影)

 乳業大手の雪印メグミルクは23日、海外事業の売上高目標について、2013年度までに現在の倍となる100億円規模に設定したことを明らかにした。国内市場は少子化などで今後、大きな成長が見込めないことから、特にアジア・オセアニア地域を中心に攻略していく計画だ。

 統合戦略を担当する中野吉晴専務が同日、秋の新商品発表の席上で明らかにした。

 同社は今年4月、社内に「海外事業部」を新設。豪州の生産拠点をはじめ、中国(上海)やタイなどアジア5カ所の販売網を軸に、チーズや育児用粉乳などの乳関連製品で売り上げを稼ぐ戦略だ。中野専務は「今後、海外にチャレンジしていく必要がある」と語った。

 また、同社は23日、秋の家庭向け新商品を発表した。各カテゴリーで「ナンバーワンの商品をさらに伸ばす」(中野専務)。

 事業会社の雪印乳業(東京都新宿区)、日本ミルクコミュニティ(同)の両社で9月以降、チーズやデザート類など乳製品計57品で新商品やリニューアル品を出す。売り上げ目標は約215億円とした。

 今回の新商品では「メリハリ消費」「健康」「内食」などをキーワードに開発。多様化する消費者ニーズに応える品ぞろえを強化した。

 雪印乳業はロングセラー商品、マーガリン「ネオソフト」を3年半ぶりに改良。コクと香りのある味に仕上げ、「さらにお客さまの満足度が高い商品に仕上げた」(井戸田正・雪印乳業社長)という。

 また、日本ミルクコミュニティは、雪印乳業との統合シナジー商品として、「カマンベールプリン」などデザート類の新商品を複数発売。同時に「メグミルク」ブランドの牛乳製品を強化し「乳市場の活性化を図る」(難波隆夫・日本ミルクコミュニティ社長)考えだ。

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