学習塾の夏期講習が活況 子ども手当恩恵、囲い込み躍起 (1/2ページ)

2010.7.27 05:00

 学習塾が夏休み期間中に実施する夏期講習が活況を呈している。各社では、講習への申込数が足元で前年に比べ軒並み1割以上増えている。夏休み突入後の駆け込み需要を合わせると、講習への参加者はさらに拡大することが見込まれる。政府が6月に支給を開始した子ども手当が後押しした格好で、生徒争奪戦が過熱している。

 全国で学研教室を運営する学研エデュケーショナルでは、夏休み期間中に9回の授業を行う「夏の特別教室」への申し込みが前年度比1割増と好調に推移しており、「駆け込み需要を考えれば、2割近くまで増える可能性もある」(学研教室事業部)と意気込む。同社では、6月の教室への入会者が前年同月比倍増の約6000人と急増した。7月の入会も堅調で、「子ども手当の影響が少なくない」とみている。

 個別指導の明光義塾を運営する明光ネットワークジャパンでも、夏期講習の問い合わせが「7月に入って急速に増え出した」(広報担当)。8日間の体験学習コース「ダブル4days」を、子ども手当でおつりが来る1万2600円の料金設定で提供したところ、多くの申し込みがあるという。「栄光ゼミナール」を運営する栄光の講習への問い合わせも、6月末時点で1割増で推移するなど、各社とも軒並み需要が増えている。

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