【採用担当者のホンネ】ローソン 留学生積極入社で社内に刺激  (1/2ページ)

2010.7.7 05:00

 「コンビニエンス業界は小売業界とみられがちだが、実態はフランチャイズビジネス。店舗のオーナーさんにコンサルティングすることを考えればサービス業です」

 ローソンの中村剛ヒューマンリソースステーション人財開発部長はこう話す。採用では、困難を克服するチャレンジ力をみたいという。

 採用のコンセプトは「イノベーションを起こせる人」。「このままでいい」という安定志向派にとっては勤まらない。国内コンビニ業界2位のローソンで、多様化する顧客のニーズをつかむことは日々、欠かせない仕事。それだけに、「学生時代に壁にぶちあたって、それを乗り越えた経験は高く評価する傾向はある。問題意識を持っているかが重要だ」と話す。

 採用試験で核になるのは5、6人の学生たちで行うグループディスカッションだ。店舗オーナーらとのコミュニケーション力が問われるだけに、論理的に考えて話せるかも、チェックポイント。これをパスして、人事のマネジャークラスの面接に入る。

 ローソンはまた、日本人と同様の採用方法で、留学生の積極的な採用に乗り出しているのが特徴だ。

 2010年春は88人の新入社員のうち、約2割にあたる17人が外国人留学生だった。国籍・地域別では、韓国5人、中国4人、インドネシア3人、タイ2人、ベトナム、マレーシア、モンゴルがそれぞれ1人ずつで、「東アジアの縮図」のように職場の多国籍化が進んでいる。留学生たちは「日本流のビジネスを知りたいという目的意識を持っている人が多い」という。

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